MMDAgent設定ファイル記述あれこれ/前編〜ミクさん青空救出大作戦〜

■設定ファイルの種類

何だかβ版が既に出たみたいですね。記事書くのにモタモタしてたからこうなるんですね。


中身は、あんまり変わってなさそうだし、そこまでつっこんだ事は書かないはずなのでそのまま行きましょー。

さてさてそれでは、ミクかわいいよ。ミク。


MMDAgentには、テキスト形式で編集できる設定ファイルが三つほどありその中身をちょちょっといじるとMMDAgentの挙動を変えられるわけですね。
ありがたいことですね。以下がそのファイルです。解凍したフォルダの直下にあるかと思われます。

・MMDAgent.fst(おしゃべり設定ファイル)
・MMDAgent.mdf(ミクさん周りの環境設定ファイル)
・MMDAgent.ojt(ミクさんの声音ファイル)

モデルはミクで説明してますが、他の好きなモデルでも当然OKなのでそのあたりは、読み替えて下さいね。

それでは、以降それぞれ簡単な概要を記述しますが、概要程度ですのでまぁその程度の内容なのでご了承くださいませ。
正直ここまで読んでミクの可愛さが伝われば十分です。はい。

■ミクさんの声音ファイル(MMDAgent.ojt)

テキストエディタに放り込むと、こんな感じになるはず↓
※下記の画像はβ版


うん。それで、このファイルはモデルの声音を色々設定しているようなんだけど、ほとんど触ってないので良く分からないんだよね。

パラメータを弄るとちょっとモデルの声音が変わるらしい。ぐらいしか把握してない。ごめん。

■ミクさん周りの環境設定ファイル(MMDAgent.mdf)

こんな感じ


さてさて、このファイルは環境設定系の設定値が記述されているファイルのよう。

例えば、"MMDAgentを起動した際のミクの立ち位置"であるとか"マウスホイールをぐりぐりした際の移動距離"の値であるとか色々設定可能。


じゃぁ、何ができてどうすんのさ?ってなると下記記事が参考になります。

竹倉蔵本 - MMDAgent


MMDAgentのMDFパラメータ解釈法(初期設定方法)
http://blog.goo.ne.jp/takekura280/e/6cc027cc0aca0d97d1edfa1bb9213d7e


すごいね。ミクに対する愛だね。みくらぶ。
上記記事を参考に例えば、前回ミクさんの表示がおかしくなった際に弄った値は、

・initial_model_position

で上記記事で検索かけてみると

#・初期モデルの位置 --Initial model position (0.0,0.0,0.0)

#initial_model_position=(X座標,Y座標,Z座標)

と記述されているおり、


設定が「初期モデルの位置」であって設定値を「(0.0,0.0,0.0)」で設定するよ。

↓前の記事にこんな感じの。

MMDAgent.mdfの9行目あたりを下記のように変更

#initial_model_position=(0.0,0.0,-14.0)

initial_model_position=(0.0,0.0,0.0)

それで、"Z座標"が"-14.0"だったのを"0"にしたよ。となります。

どうですかね?いけそうですか?試しに、一個追記してみましょう。


今の画像を見てどう思いますか?ミクさん一人でこんな感じで、悲しすぎると思いませんか?

ですので、ミクさんの為に背景をもっと空色っぽくしてみたいと思います。

先程の記事を参考にして…ありましたか?ない人は、ミクへの愛が足りないか。探したフリの人です。


もう。しょうがないなぁ。ミクは。

#・背景色 --Background color (0.0〜1.0) [r, g, b]
#background_color=赤,緑,青

それっぽい。記述があったので、MMDAgent.mdfにコピペしてみます。
設定値は、"赤,緑,青"で(0.0〜1.0)の範囲で設定する様なので、設定値をいじいじ。

※#background_color=赤,緑,青の先頭にくっついてるシャープは、その行はスルーで気にしないって意味ですので、
設定を有効にしたい行の場合は、不要です。ですので先頭のシャープは消しといてください。


なんのかんので、こんな感じになるはず↓


でMMDAgentを起動してみると、


まぁ、チョロいっすね。
こんな感じで、環境設定を行ってください。

■おしゃべり設定ファイル(MMDAgent.fst)(次の記事)

この後は、MMDAgent.fst(おしゃべり設定ファイル)の記述説明をするはずでしたが、記事が大分長くなってしまった為、前編・後編に分けたいと思います。
近日中にMMDAgent.fstの設定方法の記事を書きたいと思いまする。ちょっと待ってね。