MMDAgentにミクさんを表示させるまで 〜補足編その1〜
■α版からβ版へ
以前ミクさんの表示手順の記事を書きましたが、
あちらの記事は「α版」の導入手順になるので、バージョンアップに伴い
あの通り出来ない。意味わからん。等の事態になってしまったかもしれません。
MMDAgentにミクさんを表示させるまで
http://d.hatena.ne.jp/sakurairo_nigawarai/20110102/1293993939
もし、そのような方がいたらごめんなさいです。きちんとバージョン等を明記し、記事を書くべきでした申し訳ないです。
ですので、ミクさんを表示させるまでの補足として、β版を導入してみて気になった点を
いくつか以下に記述していきたいと思います。
上記記事の補足ですので、先に参照した方がわかりやすいかと思われます。
それでは、補足編その1スタートでございます。
■α版からの変更点?
さてさて、気を取り直していきましょう。
β版を導入していて気になった・引っかかった箇所がいくつかありーな。
こんな感じ↓
・MMDAgentで使用するパスの中に日本語が入っていると、exeを実行しても起動しないとか表示されないとかある。
→MMDAgent本体の配置場所に注意。
→ミクモデルの名前に注意。
・モデルの配置設定の記述が、"MMDAgent.mdf"から"MMDAgent.fst"に変更
それでは、上記点に留意しながら、駆け足ですがβ版でミクたんを表示させて見ましょう。
■MMDAgentの起動
早速例のサイトからダウンロードで、解凍。ここまではいーよね。
で、MMDAgent.exeを実行。
下記画面すら出ない人は既に環境やらファイルやらがおかしいかも。
(私の実行した環境は、XPのSP3です。)
おそらく、パスに日本語が含まれているせいかと。で↓。
解決法:ダウンロードしたMMDAgentがデスクトップ等にある人は、Cの直下とかファイルパスに日本語やらが入らない所に配置。
これで、起動までの確認できるはず。
■めいこーだいのメイちゃんに会おう
次は、モデルの表示だよ。
ファイルを全て"Sample Script"フォルダからコピペ。
そんでもって、必要なファイルをいくつかリネーム。
※詳細については、一番上の記事を見てくだされ。
ここまでくれば、ミクさんまでもう少し。
■ミクたんちゅっちゅっ
んで、念願のミクさんを例のサイトからダウンロード。
※詳細は上の記事。
ミクさんのモデルデータは、MMDAgentのModelフォルダに配置。
こんな感じ
C:\MMDAgent_win32-beta\Model\miku
それで、★重要ポイントその1。
β版では、
「MMDAgent.fst」の135行目ぐらいに
0 11MODEL_ADD|メイ|Model\mei\mei.pmd|0.0,0.0,-14.0
な感じで設定が記述
とα版から記述されている箇所が変更になったようです。
次に★重要ポイントその2。
ダウンロードしたミクのpmdファイルは、ファイル名に日本語が含まれているので、
これをそのまま記述してもモデルが表示されてくれません。
解決法:ファイル名を日本語を含まない形式にリネームします。
初音ミク-1052C-Re ノーマル V1.4.pmd→miku_normal.pmd
※リネーム名は適当に。
となり、最終的にミクさんのモデル設定の値は下記通りになります。
「MMDAgent.fst」の135行目
0 11MODEL_ADD|メイ|Model\miku\miku_normal.pmd|0.0,0.0,0.0
※最後の「0.0,0.0,-14.0」を「0.0,0.0,0.0」の値に修正している点にも注意
やあああああああああああっす。みくさん。好きです。可愛過ぎて、好きすぎる。これはあれだね。恋だね。
っとなるわけです。
結局ここで行った手順は、
1.ミクのモデルを配置
2.ミクのモデルをリネーム
3.MMDAgent.fstファイルを修正
になります。
■おわりに
いかがでしょうか?前回記述した、記事と今回の補足記事を見て頂ければ
おそらくミクさんの表示までは出来るのではないかと思います。
また、β版からタイマー機能のようなものが実装され、一定時間ごとにモデルが設定されたモーションを行います。
このモーションは、モデルが踊っている最中でも実行され、しかもその際に"ミクのスカートが吹き飛んでパンツ丸出し"になる現象が確認されているので人前でミクさんを踊らせる際は十分ご注意くださいませ。
MMDAgentが今後バージョンアップがされ、また設定方法が変わるかもしれませんが、その時はまぁ。皆さん頑張れ。最後はあいです。
ミクさんのあいで乗り切ってください。はい…。
さてさて長くなりましたが、みくさんも無事表示できたので、補足記事その1はこのあたりで締めさせて頂きます。
今後も、また何かあれば補足記事を書くかもしれません。
最後に。
本記事が、皆さんのMMDAgentライフに少しでもお役に立っていれば幸いでございます。色々モデルを変えて、ぐりぐり楽しんでくださいませ。